子宮・卵巣がんのサポートグループ あいあいのページ

子宮・卵巣がんと告げられたとき

著作者: まつばら けい・大島寿美子
監修: 近藤誠(慶応大学医学部放射線科)
発行日: 2003年12月5日
出版社: 岩波書店
ISBN: 4007000948
ページ: 206p

婦人科がん患者が、自分にとって納得のいく治療を選び取るために、また病を得たあとも充実した人生を送るために、知っておきたいことを1冊にまとめました。
現在の標準的な検査、診断、治療の内容はもとより、「がん」と告げられた衝撃に対応する方法、医師とのコミュニケーションをよりよくするためのヒント、自分に合った治療法の選び方、治療後に起きうるリンパ浮腫や排泄障害などの後遺症への対応、一人一人にとって異なる〈幸せな性〉を探すためのアドバイスまで、きめ細かく具体的に綴っています。 闘病の途中で不安になったときに、きっと力が得られるでしょう。   上坊敏子(北里大学医学部産婦人科)

 目次
1 婦人科がん患者になるということ
  子宮がん、卵巣がんと告げられたら/医師、病院選びは難しい/婦人科がん医療の問題点/安心・納得の医療を受けるには
2 婦人科がんの検査と診断
  婦人科がんとは何か/仲間はたくさんいる/検査の目的/検査を受ける前に知っておきたいこと/検査の流れ/検査はどのくらい痛いのか/診断の内容を理解する/細胞診の結果を知る/子宮頸がん細胞診「クラスIII」の意味を知る/子宮頸部異形成すなわちがん、ではない/組織診の結果を理解する/卵巣腫瘍の悪性・良性の識別は
3 納得できる治療法を選択するために
  婦人科がんのEBM/診療の標準化への努力/がんの評価を知る/治療方針を決める/婦人科がん手術の目的は何か/手術の種類を理解する/手術のリスクを知る/婦人科がんの放射線治療の方法を知る/放射線治療の副作用を理解する/放射線治療に関する専門医の見解/化学療法を受ける前に知っておきたいこと/抗がん剤が効く、とは?/抗がん剤の名前、投与量を知る/婦人科がんの化学療法に関する専門医の見解/子宮や卵巣、どこまで温存できる?/治療の選択肢(子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん)
4 退院後の暮らし
  リンパ浮腫でも、あきらめないで/排泄障害をケアする/卵巣欠落症状を癒すいろいろな方法/子どもを産めないことをどう受けとめるか/〈幸せな性〉を探して
資料  参考文献・医療機関リスト・患者サポートグループ

私、延命治療はしません―ガンで余命告知された妹・智子の選択
著作者: 戸田和子(著)
発行日: 2003年4月28日
出版社: リヨン社
ISBN: 457603085X
ページ: 230p

あいあい発足時からの運営メンバー井口智子さんの最後の3ヶ月を、姉の戸田和子さんが綴りました。

智子さんは、「余命3ヶ月」と告知されながら、「ベッドに縛りつけられて命を延ばすより、動けるうちにやっておきたいことがある」と延命治療を拒み、最後までやりたいことをあきらめず、自分らしさを貫き通し、 2002 年2月にお亡くなりになりました。 本書は、そんな智子さんの前向きな生き方を、ご本人の日記やビデオなどをもとに、書き下ろされたものです。

患者と家族のためのカルテ開示Q&A
著作者: 勝村久司
発行日: 2002年9月20日
出版社: 岩波書店 ¥480
ISBN: 400009277
ページ: 72p
「カルテ開示を受けたいけれど、どうすればいいの?」
「カルテ開示を受けるとどんなことがわかるの?」
「そもそもカルテって何?」など、疑問に答えます。
賢い医療消費者になるために。。。
がんになってからの食事療法
著作者: 米国対がん協会(著) 坪野吉孝(訳・解説)
発行日: 2002年8月20日
出版社: 法研 ¥1800
ISBN: 4879544256
ページ: 188p
内容(「MARC」データベースより)
「すでにがんにかかった人が、再発や二次がんを予防し、生活の質を高めるための食生活」に焦点をあてた画期的ガイド。自分で判断を行い、よりよい栄養・食事を見極められる。米国で最も信頼の高いガイド、日本初紹介。
危ない健康食品・民間療法の見分け方
著作者: 小内亨
発行日: 2000年7月
出版社: フットワーク出版 ¥1600
ISBN: 4876893594
ページ: 248p
内容(「MARC」データベースより) 健康食品、健康器具、民間療法、代替医療、栄養や食品と病気の関係など、氾濫する健康情報の中から自分にとって必要な情報を取り出す方法を、医療の素人にもわかりやすく解説。
なぜ婦人科にかかりにくいの?―利用者からの解決アドバイス集
著作者: まつばら けい , わたなべ ゆうこ
発行日: 2001年7月1日
出版社: 築地書館 ¥1,400
ISBN: 4806712264
ページ: 211 p
あいあい主宰まつばらけいと、わたなべゆうこさんの著書。
患者としての体験と患者サポートグループの活動経験から生れた、すべての女性に贈る、とっておきのアドバイス。利用者だけが知っている、安心して、納得して、婦人科にかかるコツ教えます!
看護婦ががんになって
著作者: 小笠原信之,土橋律子
発行日: 2001年2月1日
出版社: 日本評論社 \1,890円
ISBN: 4535981671
ページ: 281p
あいあい元運営メンバー空@おり鶴こと土橋律子の著書。
著者は、子宮体がんの当事者です。
発病当時は大学病院の副婦長を務めていました。
手術と放射線治療を受けましたが、再発、重複がんを体験。
患者として、医療者として、女性として。
さまざまな葛藤を経て、著者はもう一度看護婦を選び直して歩き出します。
その姿を、当時の日記をもとに、ルポライターの小笠原信之さんが描いています。
著者の看護観、いのちへの思いがつまったエッセイもおすすめ。
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