第15回公開講演会

季羽倭文子さん(ホスピスケア研究会代表)
きば・しずこさん。1930年生まれ。53年国立岡山病院付属高等看護学校卒業、国立岡山病院に就職。聖路加病院内科看護婦を経て、徳島県立中央高等看護学院専任教員、日本大学医学部付属高等学院教務主任を歴任。看護婦教育にたずさわる。この間、イギリスへ留学して看護教育方法、看護管理、訪問看護について学ぶ。
75年日本大学医学部付属板橋病院に訪問看護室を開設、訪問看護に従事。81年日本看護協会常任理事就任。87年ホスピスケア研究会開設、現在に至る。
著書に『ガン告知を受けた家族の本−告知・医療・看取り−−よりよい看護のために』（池田書房）、『ホスピスケアのデザイン』（三輪書房）。共著に『訪問看護』（日本看護協会出版会）、『いのちの終末』（同朋社）、『ターミナルケア医学』（医学書院）など。翻訳に『死の看護』（メヂカルフレンド社）もある。