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◆ 第12回公開講演会◆ |
第12回公開講演会子宮のない人に、代理母は福音か?
話し手
石原
理さん(埼玉医科大学産婦人科助教授)斎藤有紀子さん(北里大学医学部医学原論研究部門専任講師) 横尾 薫さん(「フィンレージの会」スタッフ) 【話し手紹介】 ★石原理(いしはら・おさむ)さん……1954年生まれ。80年、群馬大学医学部卒業。 大学医学部産婦人科助手、埼玉医科大学総合医療センター産婦人科助手などを経て、89年〜91年に英国ロンドン大学ハマースミス病院に留学。99年2月より、埼玉医科大学総合医療センター産婦人科助教授をつとめ、現在にいたる。 日本産婦人科学会認定医。東京大学医学博士。生殖内分泌学、体外受精による不妊治療など、最先端医療研究の第一線で活躍するとともに、性および生殖に関わる技術・倫理問題にとりくむ埼玉医科大学医療チームの中核的メンバーのひとり。埼玉医科大学ジェンダーニック委員会メンバー。 著書に『生殖革命』(筑摩書房)、共著書に『プリンシプル産婦人科学』(メディカルレビュー社)、『新女性医学大系』(中山書店)などがある。専門分野/産婦人科学、生殖内分泌学、不妊症治療学、生殖人類学。所属学会/日本産婦人科学会、日本内分泌学会、日本不妊学会、日本受精着床学会、日本更年期医学会、日本生化学会、日本癌治療学会など。 ★齋藤有紀子(さいとう・ゆきこ)さん……1963年 東京生まれ。86年、明治大学法学部卒業。 88年、明治大学大学院法学研究科博士前期課程修了(法哲学)。2000年4月より、北里大学医学部医学原論研究部門専任講師(医学原論)をつとめ、現在にいたる。 共著・論文に「出生前診断を考える」生命倫理研究会編 1992、「ささえあいの人間学」森岡正博編著 法蔵館 1994、「性と生殖の生命倫理」青木康子編著 ライフ・サイエンス・センター 1998、「生殖医療と家族」助産婦雑誌 1995.1「受精卵遺伝子診断の社会倫理的問題点」助産婦雑誌 1996.8、「選択的中絶と法」法哲学年報1997、「女性・胎児・障害者の対立を越えて−出生前検査の関係を読み解く−」 助産婦雑誌 1999.5、「受精卵の着床前遺伝子診断に関する倫理的・心理社会的問題の検討」 平成11年度厚生省研究委託費による研究報告集、1999年、「遺伝子検査−子どもの場合−、日本で策定された遺伝子検査に関するガイドラインおよびコンセント・フォームの紹介を通して」年報医事法学 2000、「ES細胞とインフォームド・コンセント」助産婦雑誌 2000、「母体保護法とわたしたち」明石書店 2001(予定) などがある。 専門分野/法哲学・生命倫理 ★横尾薫(よこお・かおる)さん……「フィンレージの会の会員で現在スタッフをやっています。放送大学学生で銀行でパートで働いています。生殖医療はもとより、現在の医療のあり方や患者への心のケアについて多くの疑問を持っています」 ◆「フィンレージの会」とは◆ 不妊に悩む人、不妊の問題をかかえた人のための自助(セルフ・ヘルプ)グループ。 1991年1月に「不妊ーいま何が行われているか」(1991年晶文社刊)の本の翻訳・出版がきっかけとなって会が誕生しました。現在会員数は約600名。年6回のニュースレターの発行や井戸端会議などの活動をしている。 フィンレージの会より出版した書籍は、他に「レポート不妊」「新・レポート不妊」などがある。
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